【活動報告】設楽町にてブロック塀調査・パトロール実施
一般社団法人中京エクステリア協会は、愛知県建築物地震対策推進協議会と協力し、地域の防災力向上に資する取り組みを継続しています。令和3年度から始めたブロック塀調査・パトロールは5年目を迎え、今年度は東三河・奥三河エリアを重点に実施します。
 | 初回となる10月3日は、北設楽郡設楽町にてパトロールを行いました。設楽町役場建設課のご担当者と、当協会からの参加者3名の計4名で、約1時間半、役場周辺の主要ルートを徒歩・目視で確認。調査対象は、国道257号などの主要道路沿いで、地震時に歩行者が被害を受けやすいと想定される区間を中心に選定しました。 |
当該エリアは、塩の道(伊那街道)として知られる歴史的な街道筋に位置し、築後30年以上経過しているブロック塀も散見されました。設置当時は適法であっても、その後の建築基準法等の改正により「既存不適格」となる例を確認。老朽化の進行や、現行基準では安全性に配慮が必要となる箇所が見受けられ、該当する所有者の方へは、後日、役場から周知・相談の機会を設ける予定です。 |  |
今後も、当協会は行政機関や地域の皆様と連携し、継続的なパトロールや情報提供、啓発活動を通じて、安全で安心なまちづくりに取り組んでまいります。活動へのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。