【活動報告】ブロック塀診断士 講習・試験(名古屋会場)
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![]() | 「ブロック塀診断士」は、地震等による災害の未然防止と、地域の安全・環境の保全を目的として、ブロック塀の危険箇所を的確に調査・診断できる技術者を育成するために設けられた資格です。 当日は11名の受験者が参加し、ブロック塀診断の第一人者である小山工業高等専門学校 名誉教授 川上勝弥先生による講義の後、講習内容に基づいた学科試験が行われました。受講者たちは熱心に受講し、真剣な面持ちで試験に臨んでいました。 |
続く翌7月18日には、既に資格を取得している有資格者を対象としたフォローアップ講習会を開催。10名が参加し、診断技術の向上と知識の再確認を目的としたプログラムが実施されました。 この日は、ブロック塀に関する知識の整理と診断書作成に関するセミナーに加え、模型を用いた実地診断講習も行われました。セミナー講師として、当協会副会長でありJPEX岐阜県支部長でもある河野春男氏(株式会社扇屋)が登壇し、実務に直結する貴重な知見を共有してくださいました。 実地講習では、実際に組積されたブロック塀を使用し、鉄筋探査器を用いた診断手法など、より実践的な技術を学ぶ場となりました。 | ![]() |
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![]() | なお、講習で使用したブロック資材は、当協会理事・石塚敏勝氏ならびに東洋工業株式会社様のご協力によるものです。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。 |